1. 実は世界一高い山ではない
エベレストは標高8,848メートルで、一般的に世界一高い山とされていますが、これは海抜による高さです。しかし、地球には海よりも深い谷が存在します。海底からの高さを含めると、世界一高い山はハワイのマウナ・ケア山です。マウナ・ケア山の海底からの高さは10,210メートルにもなります。
2. 実は名前が一定していない
エベレストには多くの名前があります。最初に測量を行ったイギリスの測量士、ジョージ・エベレストにちなんで名付けられましたが、ネパールではサガルマータ、チベットではチョモランマと呼ばれます。また、第二次世界大戦中はイギリスがナチス・ドイツによる襲撃を避けるために、山の名前を偽装し、ガウリ・シャンカル山と呼んでいたことがあります。
3. 登頂にかかる費用は高額
エベレスト登頂には費用がかかります。ガイド料、機材レンタル、食料、航空券などの費用がかさみます。ツアーによっては5万ドル以上もかかることもあります。そのため、一般人には手の届かない登山となっています。
4. 山頂での気温は-40度以下
エベレストの山頂は極寒の環境です。夏でも気温は-20度前後で、冬には-40度以下になることも珍しくありません。装備や食料など、厳しい環境に耐えうる準備が必要です。
5. 遺体が山頂に残されている
過酷な環境と高い難易度から、登山者が死亡する事故が多発しています。これまでに200人以上の死者が出ており、その多くが山頂付近に遺体が残されています。気温が低く、遺体が保存されるため、登山者たちにとっては遺体や遺留品を目にすることが少なくありません。
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