日本で広く知られている童謡「メアリーさんの羊(ヒツジ)」は、フランスの童話が元ネタではなかった?
「メアリーさんの羊(ヒツジ)」の原題は「Mary Had a Little Lamb」で、アメリカ合衆国の童謡であることは広く知られていますが、その元ネタについては意外な事実があります。
実は、この童謡の作者は、アメリカ人の著名な女性詩人であるサラ・ヘイル(Sarah Josepha Hale)であり、原詩が作られたのは1830年代のことです。そして、曲は後に彼女の友人であるローウェル・メイソン(Lowell Mason)が作曲したものとされています。
そして、この童謡の元ネタとして考えられていたフランスの童話「羊飼いの少女」(La petite bergère)については、実は関係がありませんでした。しばしば「メアリーさんの羊(ヒツジ)」との類似点が指摘されますが、これは単なる偶然であり、両者の関連性はありません。
ちなみに、「メアリーさんの羊(ヒツジ)」は、アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの姉妹であるエリン・ケネディが小学生の頃に朝礼で歌ったことがきっかけとなり、全米で広まったとされています。
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