地球の公転周期と太陽年
地球が公転する周期は、太陽から見た1回の周りまわりである太陽年(365.24219日)である。しかし、グレゴリオ暦(西洋で一般的な暦)では、1年を365日としている。つまり、公転周期と暦年の数値が異なるために、1年365日という暦年と太陽年の実際の時間には、約6時間(0.24219日)の差が生じる。
閏年と2月29日の誕生
グレゴリオ暦では、この約6時間を4年ごとに1日加えることで調整している。この1日を加える年を閏年と呼び、2月に1日を加えて29日にすることで計算している。つまり、年数が4で割り切れる年は閏年となり、2月29日が誕生するのである。
例外的な閏年のルール
ただし、4で割り切れる年は必ずしも閏年とは限らない。400で割り切れる年は必ず閏年とするルールが設けられており、2000年は閏年であったが、1900年は閏年とはされなかった。
まとめ
地球の公転周期と暦年の数値が異なるために、正確な計算のために閏年が設けられ、2月29日が誕生する。ただし、必ずしも4で割り切れる年が閏年とは限らず、400で割り切れる年は必ず閏年とされる。
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