豆知識1:1983年に発売されたIBMサイモンは第一世代のスマートフォンだった
現代ではスマートフォンは当たり前の存在となっていますが、最初に登場したスマートフォンは、1983年にIBMによって開発された「IBMサイモン」でした。その当時は「電話」と「コンピュータ」がまだ分かれていた時代であり、一般的な携帯電話は大型で重く、通話という機能しか持っていませんでした。
豆知識2:IBMサイモンの特徴は画面表示とタッチ操作
IBMサイモンは、当時としては革命的な画面表示とタッチ操作機能を持ち、テキストメッセージの送信や受信、カレンダーやスケジュール管理、アドレス帳の取り込み機能など、現代のスマートフォンにも引けをとらない基本的な機能がありました。
豆知識3:IBMサイモンは重量1.5kg、価格は約3,000ドルだった
しかし、IBMサイモンは当時の技術の限界から、重量が1.5kg、大きさも現代のスマートフォンよりも大型で、価格も当時の米国では約3,000ドルと非常に高価でした。また、バッテリーの持ちも悪く、使用時間はわずか1時間程度でした。
豆知識4:IBMサイモンは商業的な成功には至らず、後続機種によって普及が進む
そのため、 IBMサイモンは商業的な成功には至らず、1984年に生産が停止されました。しかし、その後のスマートフォンの開発に大きな影響を与え、現代のスマートフォンの原形ともいえる存在となりました。
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