ダイヤモンド型?
通常、国旗は長方形の形をしていますが、ネパールの国旗は真ん中が切り抜かれた二つの三角形を合わせたダイヤモンド型です。
この独特な形状には、仏教の教えに由来する意味が込められています。ネパールにおいて唯一信仰されている公式宗教であるヒンドゥー教や仏教では、正方形の外接円に内接する二つの三角形が「創造と破壊」、「積極と消極」、「生と死」など対立する二つの相反するものを表すとされています。
天国と地獄
さらに、ネパールの国旗は赤と青の二色で構成されています。赤い部分は太陽や国民の勇気と行動力を象徴しています。一方、青い部分は平和と誠実さを表しています。
赤と青の二色は、天国と地獄を表すとされることもあります。赤い部分は天国での善行を、青い部分は地獄での罪悪を表し、それぞれの色がバランスよく並んでいることで、ここで暮らす人々に幸福をもたらすよう願われています。
まとめ
ネパールの国旗は、形状や色に深い意味が込められたユニークなデザインです。
ネパール自体も、インドとチベットに挟まれた小さな国ですが、山々に囲まれた環境と豊かな文化を持つ魅力的な国であることは間違いありません。
コメントを残す