ピアノの黒鍵はなぜ2種類あるの？

ピアノの構造

ピアノは、鍵盤部分と弦のある「共鳴箱」部分から構成されています。鍵盤を押すと、ハンマーが弦を叩いて音が鳴ります。

黒鍵の種類

ピアノの黒鍵は、普通の黒鍵と「シャープ（♯）」のついた黒鍵があります。シャープのついた黒鍵は、2つの白鍵の間にあります。

普通の黒鍵は「フラット（♭）」と「ナチュラル（♮）」の形状が違います。つまり、隣り合う白鍵が同じ音名だときに、フラットの黒鍵を押すと、その下の白鍵の音になります。一方、ナチュラルの黒鍵は、その上の白鍵の音を表します。

黒鍵の意味

シャープやフラットの音符を表す場合、黒鍵を使います。白鍵だけだと、音階が狭すぎて表現できないからです。また、黒鍵があることで、同じ音名でも高い音と低い音が使い分けられます。

しかし、ピアノには、シャープとフラットの音を表す黒鍵がある一方で、全部で12の音があるため、その他には白鍵しかないので、同じ音名でも音の高さによって白鍵を使い分けます。

以上が、ピアノの黒鍵についての豆知識でした。