日本で最初に発行されたはがきには、どんな宛名が書かれていたの?

はがきの誕生

日本で最初にはがきが発行されたのは、1873年になります。それまでは、手紙は封書に入れて送っていましたが、この年、政府が「軽便郵便」を始め、はがきの発行を開始しました。なお、当初は「葉書」と呼ばれていました。

最初の宛名は?

では、この最初のはがきには、どのような宛名が書かれたのでしょうか?実は、その宛名には宛先が明記されていませんでした。

なぜ宛名が書かれなかったのか?

その理由は、当時の日本の郵便事情にあります。当時は、差出人から「受け取り先に届けてほしい」という要望を、配達員に直接伝えていました。そのため、最初のはがきも「差出人宛」という表記がされていました。

まとめ

以上のように、日本で最初に発行されたはがきには、宛先の記載がされておらず、「差出人宛」という表記がされていました。現在では、宛名や差出人名等、必要な情報を明記して送ることができるようになっています。


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