ピラミッドではなくメンヒルは世界最古の建造物
世界で最も古い建造物といえば、多くの人がエジプトにあるピラミッドを思い浮かべるでしょう。しかし、実はそれよりもはるかに古い建造物が存在します。それは、現在のトルコにある「グッベックリ・テペ(Göbekli Tepe)」という場所にある「メンヒル(Menhir)」と呼ばれる石碑です。
メンヒルは1万年以上前に作られた祭祀施設
「メンヒル」は、直径約10メートル、高さは6メートルを超える大きな石柱でできた円形の祭祀施設です。この場所は、1万年以上前の新石器時代に作られたもので、その頃の人々にとっては非常に高度な文明技術の産物と言えます。
石柱には神話的な生き物の彫刻が施されている
メンヒルに立つ石柱には、神話的な生き物や人間をモチーフにした彫刻がぎっしりと刻まれています。それらの彫刻は鮮やかな色使いで装飾されており、当時の人々にとっては非常に重要な意味を持っていたものと考えられます。
まとめ
世界で最も古い建造物は、エジプトのピラミッドではなく、トルコの「メンヒル」であることが分かりました。この祭祀施設は、1万年以上前に作られたもので、当時の人々の高度な文明技術を示すものとされています。今後の発掘調査によって、この建造物がどのような役割を果たしていたのかが明らかになることを期待したいものです。
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