京都の街中で出会える「狛犬」の意外な秘密

狛犬は守り神ではない?

一般的に、狛犬は寺社の境内や門前に置かれ、守り神として信仰されていると思われがちです。しかし、実は狛犬は守り神ではなく、境内にいる神様の使いの存在なのです。

狛犬の起源は中国?

狛犬の起源は、中国の唐からやってきたと言われています。当初は犬ではなく獅子だったとされ、獅子は龍の下位に位置する神獣であり、神聖な存在とされていました。日本に伝わった際に、猿や犬のような表情の可愛らしい模様になったと言われています。

狛犬は左右対称じゃない?

狛犬は少し見てみると、左右で表情や形が微妙に違っています。それは、左右で性別が違うためです。左が雄で、右が雌とされ、雌狛犬は子孫を守り、雄狛犬は縁起物として広く信仰されています。

狛犬にも歴史はある?

狛犬が現れるようになったのは、平安時代の末期から鎌倉時代初めであるとされています。当初は石像の殿前に置かれ、戦国時代には茶室の遊具などにも用いられたそうです。江戸時代には一般庶民からも愛され、現在でも多くの家庭に狛犬が置かれています。

以上、京都の街中で見かける狛犬にまつわる意外な秘密でした。


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