ポルトガル北部にあるブラガ
ポルトガル北部に位置するブラガは、ローマ帝国が支配していたころから存在しているヨーロッパ最古の都市の一つです。実際、ブラガには今も当時の遺跡などが残っており、古代ローマ時代の都市を再現した博物館もあります。
ブラガの歴史
ブラガは紀元前300年頃に、自然豊かな地形とエビスク人の定住地にあたる場所に建設されました。紀元前27年には、当時のローマ帝国のラテン語名である「ブルガレス」と名付けられ、その後もローマ帝国支配下で発展を続けました。
5世紀には、ゲルマン人の一員であるスエビ族の侵攻を受け、一時的に衰退しましたが、6世紀になると再び発展を始め、中世ヨーロッパで最も重要な都市の一つとなりました。15世紀には、ポルトガル王国に併合されますが、現代でも歴史を感じさせる街並みが残っています。
ブラガの観光スポット
ブラガには、様々な観光スポットがあります。その中でも特に有名なのは、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路にもなっているボンジェス修道院です。また、カテドラルや聖堂、城壁、広場など、数多くの史跡があります。
これらの史跡は、現代でも優れた保存状態を保っており、多くの観光客が訪れます。また、ブラガにはワインやチーズなどの美味しい食べ物もあり、食文化にも注目が集まっています。
おわりに
ブラガは、ヨーロッパ最古の都市であり、古代ローマ時代の遺跡や美しい中世の街並みが残る魅力的な観光地です。歴史好きや美食家にとっては見逃せない場所ですので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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