日本に飛来する、珍しい鳥のこと
ヒクイドリとは、日本に飛来する珍しい鳥のことを指します。主に秋から冬にかけて日本各地で観察され、雪深く寒い地域に生息するため、冬鳥としても知られています。
体長約20cm程度で、頭から尾までの羽毛が一貫して鮮やかなオレンジ色をしているのが特徴。その姿はまるで火をつけたような色彩で、目立つために「火起こし鳥」とも呼ばれています。
生態について
ヒクイドリは、主に北海道や東北地方、山梨県などの山岳地帯で生息しています。夏にシベリアなどで繁殖し、秋から冬にかけて日本に渡ります。
ヒクイドリは、食性は雑食で、昆虫類、果物などを食べます。また、ヒクイドリは、夜行性が強く、昼間は岩の隙間や木の穴の中で休息します。
珍しい理由は?
ヒクイドリは、比較的小さな鳥ですが、極めて長距離飛行が得意で、1日に最大で1000km以上を飛ぶことができます。
しかし、近年、気候変動や森林伐採の影響によって生息地が減少しており、ヒクイドリの数も減っていると言われています。そのため、日本でも国の天然記念物に指定されている貴重な鳥のひとつです。
コメントを残す