パプアニューギニアのクンダン語には、「1」、「2」、「3」の数字がない

クンダン語について

クンダン語は、パプアニューギニアの東部地域で話される言語のひとつです。この言語には、日常的に使われる「1」、「2」、「3」という数字が存在しません。

代替手段

クンダン語話者は、代わりに手指、腕、足の指などを数えることで数字の概念を表現します。たとえば、「1」という概念を伝えたい場合は、人差し指を指し示します。同様に、「2」という概念は、人差し指と中指を指し示すことで表現されます。

関連する言語

クンダン語と同様に数字が少ない言語として、アボルミナル語、アース語、アンドキ語、ヒッタイト語が挙げられます。これらの言語は、自然界の物などを数える際には細かい区別をするものの、具体的な数値を表現することができませんでした。

参考文献: https://www.omniglot.com/language/articles/numberless.htm