豆知識:
カツオブシとは、鰹(かつお)の鰭の部分を加工した乾物のことです。
昔から日本で重宝されている保存食で、その歴史は古く、旧石器時代から存在していると考えられています。
カツオブシの製法は、鰹の鰭を塩漬けにし、天日で乾燥させます。その後、香りをつけるために、炭で燻製にしてから再度天日で乾燥させます。
鰹の脂が豊富に含まれているため、カツオブシは風味豊かで、料理の味を引き立たせる役割を果たします。
雑学:
カツオブシは、日本だけでなく、世界中でも食されています。
ポルトガルでは、「ブランダーデ・バカルハウ」(塩漬け鰹の燻製)として、イタリアでは「ブレザ」(鰹の塩漬け)として知られています。
また、NASAの宇宙食メニューにも採用されており、長期間保存可能で、栄養価が高いことから、宇宙旅行に必要な食料として重宝されています。
コメントを残す