猫の肉球には汗腺がない

肉球の役割

猫の肉球は柔らかくて丸く、可愛らしい形をしていますが、その機能はとても重要です。

肉球は猫の足裏にあるクッションのようなもので、歩く際の衝撃を和らげ、猫が滑りにくくなるように支える役割があります。

汗腺について

人間の手や足には多くの汗腺があり、熱を放散することができますが、猫の肉球にはほとんど汗腺がありません。

そのため、猫は暑くなると舌を出したり、呼吸を荒くしたりして熱を発散することが多いようです。

猫の汗腺がない理由

猫が汗腺を持たないのは、野生時代に生き残るために進化した結果だと考えられています。

砂漠などで暮らす野生の猫は、たくさん汗をかいても水を失わないように、汗腺を減らしていったのです。

その結果、猫の体温調節は汗腺に頼らず、自己調節のできる機能を得たのです。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です