春
桜が咲く春、実は桜は花が終わる度に落ちる花びらの数を数えることで、その年の天気予報をしていたのです。花びらが多いほど雨が多い、少ないほど乾燥するとされていました。
夏
日本の夏の風物詩、すいか割り。意外に知られていないのですが、すいかの代わりに元々は甲羅を空に向けた亀を使っていたとされています。すいかは、戦後GHQの指令によって流通し始め、現在の風習になったのです。
秋
秋の夜長に楽しむ芸術といえば能。能舞台に使用されるスタンドは、実は千羽鶴の折り紙から着想を得て作られたのだそうです。そしてスタンドに乗った能の演者たちは、鳳凰のように空高く舞います。
冬
寒い冬に欠かせない鍋料理。鍋に入れる食材のうち、豆腐は命名の由来にちょっとした秘密があります。その昔、鶴亀の化身が人々の前に現れ、豆腐を贈りました。その時の有難迷言「なかなかよい豆腐じゃ」が、現在の豆腐の名前の由来となったのです。
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