東京タワーは何色にも変えることができる

豆知識1: LEDライトで色を変える

東京タワーは毎日、夜になるとライトアップされますが、その色は毎日異なります。これはLEDライトで色を変えることができるからです。

現在、東京タワーには約1760個のLEDライトが設置されており、RGB三原色で表現できる約16万色の中から、スタッフがその日のイベントや季節に合わせて色を決めています。

豆知識2: 震災時には「航空障害灯」として使用される

東京タワーは、高さが333メートルあります。建物としては日本一高いですが、もしもの地震が起きた場合には、飛行機などが衝突しないように「航空障害灯」として使用されます。

この際には、特別な色に変更されます。通常は橙色が使用されていますが、地震発生時には白色に変わります。

豆知識3: 東京タワーの高さは測量の技術が進歩しても変わらない

東京タワーは、1958年12月に竣工し、当時は東京一高い建物でした。その高さは333メートルですが、現在、超高層ビルが増え、建物としては古いですが、高さの記録は残っています。

なぜなら、測量の技術が進歩しても、東京タワーの高さを持っていた場所が明確に決まっているからです。このため、時代が変わっても東京タワーの高さは変わることがありません。