ワインの色の決まり方
ワインの色は、ぶどうの皮に含まれる色素の量と種類が決め手となります。白ワインは、ぶどうの果汁だけを使用するため、色素を含んでいないため透明です。一方、赤ワインは、ぶどうの皮に含まれる色素を多く抽出しているため、色が濃いです。
ワインの色とぶどうの色の違い
しかし、ワインの色は必ずしもぶどうの色と一致しないことがあります。例えば、白ワインでも、特定のぶどう品種では淡い黄色や緑色を帯びることがあります。また、赤ワインでも、ピノ・ノワールというぶどう品種は色が薄く、ガメイという品種は濃い赤紫色をしています。
ワインの色から判断できること
ワインの色は、年代や熟成具合、味の特徴など様々な情報を示しています。例えば、赤ワインの色が若いうちは紫色を帯びているのが普通ですが、年数が経過するにつれてオレンジ色みを帯びたり、茶色くなったりします。これはタンニンという成分が酸化し、変化するためです。お酒好きな人は色を観察することで、ワインの熟成具合を判断することができるといいます。
2. 雑学: 雪ダルマが溶けるのは、均一な熱の分布によるから
雪ダルマとは?
雪ダルマとは、雪を積み上げて作られる雪の像のことです。桃太郎や白鳥など様々な形があります。一般的には、雪ダルマは暖かくなると溶けてしまいますが、なぜ溶けるのでしょうか。
均一な熱分布が必要
雪ダルマが溶けるのは、均一な熱の分布が必要だからです。雪は温度が一定に保たれている限り、氷点下でも溶けません。しかし、温度のばらつきが生じると、一部の部分が融けてしまいます。
日本一の雪像作りチーム
日本一の雪像作りチームである「冬人形四天王」は、この現象を利用して、「雪ダルマ」ではなく「雪人」を作っています。雪人は、首と足元に芯材である鉄筋を使って、内部にブロアーを取り付けます。ブロアーは、均一な熱分布を保つための冷却機です。このようにして、雪人は暖かくなっても溶けずに、数か月もの間、そのままの状態で展示されることができます。
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