肥満対策には睡眠も重要

肥満とは

肥満とは、BMI（Body Mass Index）が30以上の状態を指します。BMIとは、身長と体重の比率を計算した数値で、一般的な肥満度を判定する指標です。

睡眠不足や睡眠の質が悪いと、ホルモンの分泌バランスが崩れ、食欲や代謝に影響が出て、肥満につながることがわかっています。

睡眠時間が短い人ほど、肥満になるリスクが高いという報告があります。睡眠時間を1時間延ばすことで、BMIが1ポイント程度低下することが示されています。

睡眠の質が悪いと、ストレスホルモンの分泌が増えて、体内時計が乱れ、食欲が増進することがわかっています。また、睡眠呼吸障害（SAS）のある人ほど、肥満になる傾向が高いという報告もあります。

肥満対策には、睡眠も重要です。睡眠時間を確保し、質の高い睡眠をとることが大切です。また、適度な運動やバランスの良い食事も大切なので、それらと併せて取り組むことをおすすめします。