ツナ缶の起源と歴史

豆知識1：ツナ缶はスペイン発祥

ツナ缶は、スペインが起源とされています。16世紀から17世紀ごろ、太平洋を航海するスペイン船団では、長期間保存できる食品を求めて、ツナ缶の前身であるツナ塊を船に積んでいたとされています。

ツナ缶にはさまざまな種類があります。「アルバコア」と呼ばれる大きな魚を使用したものや、「サケ缶」と呼ばれるサケを使用したもの、さらに「スプリングウォーター缶」と呼ばれる、天然の水でツナを煮込んだものなどがあります。

第二次世界大戦中、戦略物資の品薄が続く中、ツナ缶は重宝されました。アメリカ軍では、レーション(兵糧)として、ツナ缶を購入したと言われています。

ツナ缶を開ける時の匂いは、ツナを缶詰にする際に使用する「オイル」が、ツナの鮮度を保つための「一酸化炭素」や「二酸化炭素」などのガスを吸着するため、発酵してできる硫化水素によると言われています。

ツナ缶には、豊富なたんぱく質やオメガ-3脂肪酸が含まれており、血管を保護し、脳や目の健康にも効果があるとされています。また、カロリーも低いため、ダイエット中でもおすすめです。

以上、ツナ缶の豆知識・雑学でした。ツナ缶は長期保存が可能なだけでなく、さまざまな種類があるため、調理方法や食べ方の幅も広がります。ぜひおいしいツナ缶を探してみてください。