世界一長い川といえばナイル川ではなく、アマゾン川だった！

アマゾン川の基本情報

アマゾン川は南米大陸を流れる、世界最大級の川で、全長約6,400 kmにも及びます。流域面積は約7,050,000 km²で、地球上の陸地面積の6%にあたり、アマゾン熱帯雨林など多くの生物相が、この豊かな流域で生息しています。

一方、ナイル川はアフリカ大陸を南北に流れ、全長約6,700 kmであり、アマゾン川に次いで長い川とされています。

では、ナイル川よりも短いアマゾン川が世界一の川とされるのはなぜでしょうか。実は、この判断は流量が基準とされています。アマゾン川の毎秒の水量は、なんと約209,000 m³にも上り、ナイル川の約10倍です。この巨大な水量は、肥沃な土壌を作り、豊かな生態系を作り出す重要な役割を果たしています。

アマゾン川は、流れが緩やかであることから、深い川だとは思われませんが、実は全長中約3,200 kmにわたり、底深さが100m以上あるとされています。また、最深部ではなんと約6,000mにも達し、深海魚たちの住処となっています。

アマゾン川といえば、なんといってもピラニア。この魚は全長30cm程度と小さいものから、1m以上にもなる大型のものまで存在し、非常に攻撃的な性格で知られています。ただし、人間を襲うことはなく、人間にとっては食用となることもあるそうです。