日本史上初めての洋式トイレ

豆知識

日本におけるトイレは、古くは「便所(べんじょ)」と呼ばれ、地面に穴を掘って用を足す形式が主流でした。

明治時代には、西洋文化が取り入れられるようになり、初めて「洋式トイレ」が日本に導入されました。

初めて洋式トイレを使用した人は、大正天皇であったと言われています。

詳細

日本におけるトイレは、「便所」と呼ばれる土木式のものが多く、水洗トイレは存在しませんでした。明治時代になると、西洋文化が取り入れられるようになり、1877年(明治10年)には横浜に初めての洋式トイレが設置されました。

当時の洋式トイレは、地に埋めたタンクに水を溜めて、手動で便器内に流し込む形式だったため、現在のような水洗トイレとは異なります。

その後、洋式トイレは徐々に普及していきました。そして、初めて洋式トイレを使用した人物が、1890年(明治23年)に即位したばかりの当時の皇太子(後の大正天皇)であったという逸話が残っています。

このように、日本におけるトイレの歴史には、洋式トイレの普及によって大きな変化がもたらされたことがわかります。


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