日本の国旗とは
日本の国旗は、日章旗(にっしょうき)と呼ばれる白地に赤い円が中央に描かれた旗です。
歴史的には、日章旗は約1000年以上前から日本で使われており、国旗として正式に制定されたのは1870年代から1880年代にかけてのことです。
旗の形は正方形ではない
一般的に国旗は正方形の形をしているものが多いですが、日本の国旗は実は正方形ではありません。
日本の国旗の形は、真円に近い「正円」です。つまり、直径が縦横の幅と同じくらいの丸い形をしています。
この「正円」の形は、国家の象徴としての日本の旗の形を定めた「国旗及び国歌に関する法律」によって明確に規定されています。
日章旗の起源について
日章旗の起源については諸説ありますが、一般には日本の歴史書『古事記』や『日本書紀』に登場する「八咫烏(やたがらす)」が関係しているとされています。
八咫烏は、日本の神話に登場する鳥で、黒くて巨大な鳥であるとされています。また、八咫烏は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の使い鳥でもあり、その翼には「日輪(にちりん)」が描かれているという伝説があります。
この「日輪」を意識して、日章旗は白い地に真っ赤な丸を描くようになったとされています。
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