サハラ砂漠は昔は緑だった!?

背景

サハラ砂漠は、地球上でも最大級の砂漠であり、北アフリカに広がる。日中の温度は60度にも及ぶ厳しい環境である。

豆知識

しかしその昔、約1万年前には、サハラ砂漠は緑豊かな草原、草原、湖沼が広がっていたと言われています。
この時期を「緑のサハラ期」と呼びます。

理由

その理由として、地球の気候変動があげられます。
当時、地球は最後の氷期の終わりにあたり、氷河が溶け出すことで海水面が上昇しました。
そして海水面上昇により、アフリカ北西部である地中海に面する地域が沈没して大規模な湖が形成されました。紀元前8000年まで、この湖沼は続いていました。
この時期、湖沼から大量の水蒸気が放出され、北アフリカ全域に降水量が増え、草原・森林・湖沼が形成されたとされています。

まとめ

現在は、厳しい環境のサハラ砂漠ですが、かつては緑にあふれた草原・森林・湖沼が広がっていたことは、驚くべき進化と地球の歴史を物語っています。

参考文献:https://www.nationalgeographic.com/science/2017/06/ancient-sahara-rainfall-pictures-how-green-was-my-desert/


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