世界最長の川はナイル川ではない?

背景

ナイル川という名前は、エジプトの首都カイロから北へ600kmのところにあるナイルデルタ地帯に由来する。ナイル川はかつて、エジプト文明の繁栄を支える重要な水源であった。一方、世界最長の川といえば、多くの人がナイル川を想起するが、実はこれは誤りである。

世界最長の川はアマゾン川!

実際に、世界最長の川は南アメリカ大陸を流れるアマゾン川である。アマゾン川は、南アメリカ大陸北東部のアンデス山脈から流出し、大西洋に注ぐまでの全長は実に6,992kmもある。ナイル川はこれに対して6,650kmとやや短い。

豆知識

世界最長の河川といえばアマゾン川だが、世界で最も流量が多い川といえば、やはりアマゾン川である。アマゾン川の流量は、約20%にも及ぶ世界の淡水流量のうちの1割以上を占めるといわれている。また、アマゾン川流域には、世界最大の熱帯雨林「アマゾン熱帯雨林」が広がり、その豊かな生態系は多くの生物学者や環境保護団体から注目されている。

参考文献:「世界最長の川はナイル川?」(https://www.news-postseven.com/archives/20180302_659063.html)


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です