ニューヨークのタクシーの黄色はなぜ決まったのか

そもそも黄色という配色が採用された理由

ニューヨークのタクシーが黄色という配色になったのは、1920年代にタクシー業界が自主規制を行い、黄色が視認性が高く、安全性にも配慮できる色だということが認知されたためです。

黄色と黒の組み合わせが定着するきっかけとは

一方、黄色のみではどこのタクシーかわからなかったため、1930年代になると黒いストライプが入った「黄色と黒」の配色が定着しました。これはニューヨーク市警察と同じ配色だったため、「警官が着た服を真似た」という説もあります。

しかし、一時期緑色もトレンドに？

1990年代半ばからは新しい規制により、イエローキャブを示すための「TAXI」という文字のデザインが定められ、以前よりも大きな黒い文字と、大きな黄色いストライプが入ったタクシーが多くなりました。しかし、2011年に一時期緑色のタクシーが登場したこともありました。