世界最古のプログラム言語

FORTRAN

FORTRANは、FORmula TRANslationの略称であり、世界最古のプログラム言語の一つです。

1957年にIBMのJohn Backus率いるチームによって開発されたFORTRANは、科学技術計算において幅広く使われてきました。

この言語は、初期のパンチカード方式でコンピュータを制御するために開発されましたが、現在では高度なコンパイラ技術を用いて、高速かつ効率的なプログラム作成が可能になっています。

BASICは、Beginner’s All-purpose Symbolic Instruction Codeの略称であり、初心者向けのプログラム言語です。

1964年に、ダートマス大学においてJohn KemenyとThomas Kurtzによって開発されたBASICは、初期のプログラム言語として急速に普及しました。

この言語は、単純で直感的な構文を持ち、初心者でも簡単にプログラムが作成できることから、現在でも広く利用されています。

Pascalは、1970年代にスイスのニコラス・ヴィルトによって開発されたプログラム言語です。

この言語は、構造化プログラミングの考え方に基づいて設計されており、一定の規則に従って書かれたプログラムは、読みやすく、保守性に優れるという特徴があります。

Pascalは、その後、さまざまな派生言語が開発され、現在でも教育などで広く使われています。