概要
シベリア抑留とは、日本人が第二次世界大戦中、ソ連によってシベリア地方に強制送致され、労働力や戦争の捕虜などとして利用されたことを指します。
詳細
1945年8月9日、ソ連が日本に宣戦布告すると、シベリア鉄道や北海道の東側で捕まった日本人が、シベリア地方へ連行されました。多くの人が命を落とし、食料不足・厳寒・虐待・病気などに苦しみました。
当時の統計によると、シベリア抑留された日本人は60万人以上おり、そのうち死者は20%に達したと言われています。
雑学
シベリア抑留で凍死することを避けるため、日本人は木材を積み上げて作った壁で小屋を作り、暖をとる必要がありました。この小屋は「積木小屋」と呼ばれ、シベリア抑留の象徴となっています。
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