背景
古代ローマ時代に、金持ち層たちは都会の喧騒から離れ、別荘で過ごすことが流行していました。
もともとは農業用の土地として取得されたものが、豪勢な別荘に改造されたのです。
世界最古の別荘
イギリスにある「フィッシュボーン・パレス(Fishbourne Palace)」は、世界最古の別荘とされています。
ローマ時代の1世紀ごろに建設された別荘で、当時は豪華な装飾品や庭園がありました。
現在この別荘は、博物館として一般公開されています。
豪華な施設
フィッシュボーン・パレスは、当時としてはとても豪勢な施設を備えていました。
煙突がある部屋、水道設備による浴室、地下窯による温水システムがあったことなど、建設当時の先進的な技術が用いられていたと考えられています。
また、庭園には噴水や魚池もあり、豪華なパーティーが行われたとされます。
まとめ
別荘は、現在のようにリゾート地としてのイメージがありますが、古代ローマ時代からあったものです。
また、フィッシュボーン・パレスのように、古代の豪華な施設を見ることができる博物館もあるので、興味がある方はぜひ訪れてみてください。
なお、別荘の語源は「別の家」という意味で、別荘に限らず、別の家に住むという意味で使われます。
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