背景
「世界最大の動物」と聞いて、多くの人々はクジラを思い浮かべるでしょう。実際、ブルーホエールは現生の生物の中で最大級の大きさを誇っています。しかし、ここで紹介するのは、鯨よりもはるかに巨大な動物、あるいはその骨の話です。
存在が確認されている巨大な動物
これまで存在の証拠が確認されているジャイアントグローブダグと呼ばれる生物は、全長8m、体重は約1.4tにもなる巨大なムカデです。また、プテラノドンは全長約18m、重さ約100kgの巨大な翼竜でした。これらの生物は、恐竜時代に生息していたとされています。
されど、クジラの骨が最大なのかもしれない
それでも、ジャイアントグローブダグやプテラノドンはあくまで生きていた動物です。ここで紹介する存在は、骨そのものが世界最大のものとされています。1929年、アルゼンチンのパタゴニア地方で発見された恐竜の骨がそれです。
パタゴニアの古代の生物
この恐竜の正体は、アルゼンチン産の巨大竜脚類であるアルゼンチノサウルスです。全長は28m以上、体重は80t以上にもなると推定されています。最大のものは、全長40m、体重120tという驚異的な大きさを誇っていたとされています。
まとめ
私たちが生きている今となっては見ることができない古代の生物たち。それでも、彼らの存在、その大きさや形状は、私たち人間を驚かせ、興奮させ、そして学ばせてくれます。今後の発掘や研究により、世界最大の動物、あるいは骨と言えるものが発見されることを待ち望んでいます。
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