アンドロメダ銀河の正体について

アンドロメダ銀河とは？

アンドロメダ銀河は、夜空で見ることのできる銀河の中でも最も近くにある銀河であり、太陽系から約250万光年の距離に位置しています。

一般にはスピラル銀河と呼ばれる、腕のように巻かれた形状をしています。しかし、最近の研究によって、アンドロメダ銀河が実は巨大な球状星団群であることがわかってきました。

球状星団群とは、星の集まりが球状に広がっているものであり、約数千万個の星からなっています。球状星団群は、銀河の中心部に集まっていることが多く、アンドロメダ銀河も同じように中心部に集まっています。

アンドロメダ銀河は、現在も太陽系に向かって接近しているため、いつかは衝突する可能性があります。しかし、この衝突が起こるまでには数十億年かかるとされています。

なお、衝突が起こった場合、アンドロメダ銀河は我々の目で見ることのできる大きさにつながる形状を失い、新しい銀河が誕生することになると考えられています。