豆知識1:エベレストの名前の由来
エベレストは、ネパール語で「天を切り裂く者」という意味です。インドに近いネパールとともに、エベレストは世界的な登山の目的地として知られています。
豆知識2:エベレストの高さの変遷
エベレストの正確な高さは、標高計測技術の進歩とともに変わってきました。
1856年、初めてエベレスト地域への探検が行われた時は、「ヒマラヤ山脈」と一括りにされていたため、精確なエベレストの標高は不明でした。
1858年には「ピーク15」として認識され、続く数十年間様々な測量を経てその高さは22,000フィート(約6,700メートル)と考えられていました。しかし、後にこれは実際の高さよりも低い値であることが判明しました。
1953年、エドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイが初めてエベレストに登頂した際に正確な高さを測量し、29,029フィート(約8,848メートル)であることが判明しました。その後、GPS測量技術により、2019年には高さが約10メートル上昇し、現在は29,032フィート(約8,849メートル)とされています。
雑学:エベレストにはいろいろな「最高記録」がある
エベレストを登るにあたり、さまざまな「最高記録」が存在します。以下に例を挙げます。
- 最も若く登頂した人:13歳のジョージア・ブラッドフォード(アメリカ)
- 最高齢で登頂した人:80歳のヨアヒム・オットー(ドイツ)
- 最初にエベレストを登頂した人:エドモンド・ヒラリー(ニュージーランド)とテンジン・ノルゲイ(ネパール)
- 最初に女性が登頂した人:ジュネ・テパ・シェルパ(ネパール)
- 一シーズンで最も多くの登頂をした人:21回の登頂を達成したアンガ・テンジン・シェルパ(ネパール)
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