豆知識
世界で最も小さい昆虫は、インドネシアに生息する「カマドカフスズムシ」という昆虫です。成虫の体長はごく僅か0.13mmしかありません。一方で、世界で最大の昆虫である「ヘラクレスオオカブト」は、成虫でも100mmを超える大きさがあります。
詳細
カマドカフスズムシの体は、透明で透けて見えるオレンジ色をしています。成虫が生息する環境は高温多湿で、雨林や半島上の山地で発見されています。カマドカフスズムシは、ムカデの巣に近づいて生活しており、主にムカデやアオムシ、クモなどを捕食しています。
なお、カマドカフスズムシは、ナノテクノロジーの分野でも注目を集めています。なぜなら、この小さな昆虫の体表にある特殊な構造が、防水性や静電気を帯びないデバイスの開発に役立つ可能性があると言われているからです。
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