世界最大の砂漠は南極大陸

豆知識１：砂漠とは？

砂漠とは、ほとんど雨が降らず、植物が生えず、広大な砂漠地帯のことを指します。代表的な砂漠には、サハラ砂漠やグレートバリアリーフなどがあります。

南極大陸は、地球の最南端にある大陸で、広大な氷河地帯に覆われています。陸地の面積はおよそ13,500,000km²で、世界最大の砂漠とされています。

南極砂漠ができたのは、化石年代学的な調査により、約34~45億年前に始まった南極大陸の隆起と、過去に降った雨が蒸発・凍結し、乾燥した地形になったためと言われています。

南極砂漠は地球の最寒地帯で、夜間の平均気温はおよそ-60℃と、非常に寒冷です。実際に人が生存するためには、保温性の高い防寒着やシェルターが必要です。

南極砂漠には、子どもの手のひらサイズの「クリプトビオシス虫」と呼ばれる微生物が存在しており、極寒の条件下でも活動が可能です。そのため、南極砂漠で採取した土壌や氷を人体に取り入れた場合、感染症やアレルギーの原因物質になる可能性があるため、注意が必要です。