世界最長寿の生物は海洋生物?!
世界最高齢の生物といえば、人間の寿命が平均的に延びている昨今、インパクトのある豆知識として知られています。しかし、その実体は意外にも、私たちが生活する陸地や空気中ではなく、海の中に生息する生物だということをご存知でしょうか。
その最高齢とされる生物とは、「クラゲ」や「サケ」、「ウニ」といった海洋動物たちなのです。
最長寿記録を保持しているのはクラゲ!
海洋生物たちで最も古くなった個体の中で、現在まで最長寿記録を保持し続けているのは、北極圏や北太平洋に生息する「オベリアクラゲ」であり、その個体年齢はおよそ3,000年以上にも及ぶとされています。
また、こうしたクラゲたちは寿命が極めて長いというだけでなく、繁殖時には非常に短い時間に数千個の卵を産むなど、異様に増殖力が高いともいわれています。
カキやサケ、ウニもあの並木外科医が羨む長寿種!
その他の海洋生物で長寿種とされるものとしては、カキやサケ、ウニが挙げられます。特にサケは、世界的に有名な長寿のシンボルである「鮭卵サンドイッチ」などに使われることもあり、多くの人々に愛されています。
これらの生物たちに共通しているのは、長寿種であることに加え、身体に対するアンチエイジング効果が高いとされていること。カキに含まれるポリフェノールやアンチオキシダントに対する科学的研究が進められる中、世界中の有名料理人たちにも注目されています。
一方で、これらの海洋生物たちにも環境の変化や過剰な漁獲による個体数の減少という課題があり、今後の保護にも注目が集まっています。
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