ゴミ箱の色の違い

ゴミ箱の色は地域によって異なる

日本の自治体で使用されるゴミ箱の色は地域によって異なります。例えば、全国的に有名なのは「燃えるごみ（可燃ごみ）」の色が「赤」であることですが、一部の地域では「青」「茶色」「緑」といった色が使用されています。

色の理由

ゴミ箱の色は、ゴミを分別しやすいように工夫されています。例えば、「燃えるごみ」の赤色は、一般家庭から出る主な廃棄物である生ごみや紙くずなどを示しています。一方で、「ペットボトル」「缶」「ガラス」といった「資源ごみ（リサイクル可能なごみ）」を示す「分別ポスト」の色は、地域によって異なっていますが、一般的には緑や青色です。

注意点

ゴミの分別はとても大切ですが、誤った分別は逆に廃棄物の処理を大変にすることになります。そのため、自治体が定める分別のルールに従い、正しく分別をすることが求められています。また、「ペットボトル」や「缶」などの「資源ごみ」でも、地域によって収集ルールが異なるため、自治体のホームページなどで確認することが大切です。

豆知識として、海外でもゴミ箱の色は異なります。例えば、ドイツでは「紙くず」を示すゴミ箱が青色のほか、「ペットボトル」「缶」を示すゴミ箱が黄色、「ガラス」を示すゴミ箱が緑色であるなど、日本とは異なる配色が採用されています。

また、オーストラリアでは、全国的に「燃えるごみ」にあたる「一般ごみ」と「資源ごみ」を同じ袋に入れ、逆に分別しないで出す「混合ごみ」の収集が行われています。そのため、自治体が指定するゴミ袋の色が統一されているという点が特徴的です。