シャンプーって本当に髪を清潔にすることができるの？

シャンプーの基本的な働き

一般的に、シャンプーは頭皮や髪の毛に蓄積した汚れや皮脂、ホコリ、汗などを取り除くために用いられます。
シャンプーの主な成分は「合成洗浄剤」であり、界面活性剤と呼ばれるものが多く含まれています。
これらの成分により、頭皮や髪の毛表面についた汚れを溶解し、水により流すことができるようになっています。

ただし、シャンプーには問題点も

シャンプーには、汚れや皮脂だけでなく、健康な頭皮に必要な皮脂や、保湿成分も一緒に洗い流してしまうというデメリットもあります。
また、シャンプーの中には、髪の色を褪せさせる「褪色剤」や、頭皮がダメージを受ける原因になる「パラベン」や「シリコン」などの、有害成分も含まれています。

シャンプーの正しい使い方

シャンプーを使う場合は、まず、髪の毛全体に水をかけてから、ぬるま湯で髪を濡らします。
シャンプーは、手頃な量をとり、手のひらで良く泡立てた後、頭皮や髪の毛に優しくマッサージするように洗いましょう。
洗い終わったら、よく洗い流しましょう。

代替品として注目される“ドライシャンプー”

近年、ドライシャンプーという、水を使用せずに髪を洗う方法が注目されています。
ドライシャンプーは、スプレータイプの物が一般的です。
髪の毛の根元にスプレーを吹きかけて、マッサージするようになじませ、その後ブラシでホコリを落とすだけで、簡単に頭皮や髪の毛の汚れを落とすことができます。

まとめ

シャンプーは、界面活性剤を含む成分により、頭皮や髪の毛の汚れを取り除く役割を果たします。
ただし、過剰使用は健康な髪の毛を傷めることもあるため、正しい使用法を守ることが大切です。
最近では、水を使わずに髪を洗うドライシャンプーが発売されていますので、シャンプーに不安を感じる場合は、試してみるといいかもしれません。