レンズ豆は実は「豆」ではなかった!?

豆?粒?レンズ豆の正体

レンズ豆は、スーパーなどでよく見かける食材の一つですが、じつは「豆」ではなく、豆科レンズ属の植物「レンズ」の種子であるという事実をご存知でしょうか。

このレンズは、インドやエジプト、トルコなどの地中海沿岸地域に古くから栽培され、今では世界中の国で食用にされています。レンズ豆として、料理に利用されるほか、豆ごはんのようにご飯と一緒に炊いたり、豆腐の代わりに使用されることもあります。

レンズ豆の種類と栄養価

レンズ豆には、グリーンレンズ、赤レンズ、パルプレンズなど多くの種類があります。それぞれの色や形によって、味や食感が異なります。たとえば、グリーンレンズは若々しい風味があり、スープやサラダに使われることが多く、赤レンズはマイルドな甘味があり、豆スープに利用されます。

また、レンズ豆にはビタミンB1、B2、B6、葉酸、食物繊維、たんぱく質などが含まれています。そのため、低脂肪で低カロリーであり、栄養価が高いと言われています。

レンズ豆の歴史

レンズ豆は、人類が最も古くから栽培した作物の一つと言われています。エジプトでは、火葬された死者の胃袋から発見されたレンズ豆の証拠もあるため、少なくとも4000年以上前から食用にされていたと考えられています。

また、旧約聖書にも、エサウがヤコブにレンズ豆を渡すエピソードが登場し、このことから「エサウの豆」とも呼ばれるようになりました。

まとめ

レンズ豆は、豆科レンズ属の植物「レンズ」の種子です。多くの種類があり、栄養価が高く、歴史も古く、世界中で愛されている優れた食材です。あなたも、レンズ豆を使った新しいレシピに挑戦してみてはいかがでしょうか。


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