猫の口の嗅覚

猫は鼻よりも口で匂いを嗅ぐ

人間は鼻で匂いを嗅ぐが、猫は口で匂いを嗅ぐことが知られています。猫の口には、ヤスデのような触覚を持った「口ひげ」と呼ばれる髭が存在しており、この口ひげを使って匂いを拾うことができます。

猫は両側の口で匂いを嗅ぐ

さらに、猫は両側の口で匂いを嗅ぐことができます。つまり、口ひげを左右に動かしながら匂いを嗅ぎ分けているのです。

猫の口の嗅覚は優れている

人間は1㎝離れた場所から匂いを嗅ぎ分けることができますが、猫は約20cmも離れた場所から匂いを嗅いで区別することができます。また、猫は約200種類もの匂いに反応することができ、その嗅覚の優れた能力を生かして狩りをしているといわれています。