テレビの色って何が決めるの?

NTSCとは

テレビの色合いは、NTSCという規格によって決められています。NTSCというのは、National Television System Committeeの略で、アメリカの電気工業会 (ANSI) によって制定された規格です。

カラーテレビの登場

かつては、アナログテレビはモノクロのみでした。しかし、1950年代になると、カラーテレビの技術が開発され、1960年代に一般的になりました。

赤・青・緑の原色

カラーテレビは、視聴者の目に映る色を、赤・青・緑の3つの原色で表現しています。これらの原色を混ぜ合わせることで、様々な色が表現できます。

カラーバースト信号

カラーテレビは、カラーバースト信号という特殊な信号を受信し、その信号から色合いを決定しています。

色の再現範囲

NTSC規格では、赤・青・緑の原色をそれぞれ0~255段階、合計で約1670万色を表現できます。しかし、実際にはこの全色を再現することはできず、人間が識別できる範囲内の色を表現するように設定されています。


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