重さの単位「カラット」は果物の「カラット」と同じ言葉が由来

カラットとは

カラットは、宝石の重さを表す単位である。1カラットは0.2グラム程度で、例えばダイヤモンドの場合、1カラットは直径約6.4ミリメートル程度の大きさになる。

由来

カラットの語源は、果物の「カラット」と同じ言葉である。これは、かつて宝石商が宝石を測る際に、果物の種であるアカシアの実の重さを基準にしていたためである。アカシアの実はほぼ同じ大きさ・形状をしており、それぞれが約0.2グラム程度であるため、1カラットが0.2グラム程度になった。

注意点

カラットは、宝石の質を表す単位ではないため、同じカラット数でも価値が異なることがある。また、宝石によっては、同じ重さでも大きさが異なるため、価格も異なる。加工技術によっても大きさや重さが変わるため、カラット数だけで判断するのは正確ではない。