赤外線望遠鏡とは?
赤外線望遠鏡とは、地球上からは見えない赤外線領域の観測を行うために開発された望遠鏡のことです。赤外線領域は、可視光線よりも波長が長く、暗い場所でも見えるため、星間雲や惑星、銀河系の研究に利用されています。
世界一の赤外線望遠鏡は日本にある?
2018年、世界最大級の赤外線望遠鏡「すばる望遠鏡」を誇る国立天文台が、世界最先端の赤外線望遠鏡「すばる望遠鏡スピカ」の建設に着手しました。
スピカ望遠鏡は、日本が率いる国際協力プロジェクト「次世代大型望遠鏡プロジェクト(JCMT)」の一環として、南アタカマ砂漠に建設されます。観測能力は、積層回路(LSI)の約50倍の高速処理ができるようになるなど、世界最先端の性能を誇ります。
まとめ
日本は、すでに世界一の赤外線望遠鏡「すばる望遠鏡」を保有していますが、スピカ望遠鏡はさらに高性能な望遠鏡となっています。世界中から注目される、日本の天文学の先進性を示しています。
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