「鳥肌」の正体は脂肪

豆知識

「鳥肌」とは、寒がりや緊張などで全身の皮膚がゾクゾクする現象です。しかし、その正体は実は脂肪です。

詳細説明

人間の皮膚には、毛穴の周りに小さな筋肉があります。これを「毛細筋」と呼びます。毛細筋は、緊張や寒さなどによって収縮することで、毛穴の周りの皮膚を立ち上がらせます。これが「鳥肌」のできる仕組みです。

しかし、この毛細筋とは別に、人間の皮膚の下には薄い層の脂肪があります。これを「皮下脂肪」と呼びます。寒さや緊張などによって毛細筋が収縮すると、皮膚表面が凹凸になり、皮下脂肪が突き出ることで「鳥肌」ができます。

まとめ

「鳥肌」は、毛細筋と皮下脂肪の相乗作用で起こる現象です。寒さや緊張などで毛細筋が収縮することで、皮下脂肪が突き出し、皮膚表面がゾクゾクする感覚が生じます。