“五徳”の由来

豆知識

中国料理を見たことがある人なら、必ずといっていいほど見たことがある「五徳」。

五徳とは、鍋やフライパンを乗せるための台座のことですが、なぜ「五徳」と呼ばれるのでしょうか?

由来

「五徳」には、元々仏教用語の「五徳」が由来とされています。仏教において五徳とは「五つのカシャーヤ(堅苦)」のことを指します。カシャーヤとは、憎しみ、殺生、偽り、欲望、嫉妬の五つの罪を意味しています。

五徳という言葉が中国の日常生活に持ち込まれたのは唐代、つまり7〜10世紀のことです。その頃、五徳という言葉は陰陽道の語彙にも取り入れられ、「土院五徳」という考えが生まれました。

まとめ

「五徳」という言葉には、様々な由来があります。仏教の五徳、陰陽道の五徳といった由来があることが分かります。料理に欠かせない五徳は、その由来も個性的であるといえます。


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