世界最高齢の動物は、イムジンワショウコウウオ
世界最高齢の動物は、イムジンワショウコウウオ(Imjin War-horse’s Helmet Jellyfish)という海洋生物です。この種類のクラゲは、日本海や黄海、東海、南海に生息しています。
和名の通り、このクラゲは「明清倭乱(咸平軍の侵略)」にまつわる伝説から名付けられました。その年代記を記した本『東經史略(通河翮集)』には、「『倭』の使節が使者として使われた時、彼等が装備していた馬の装具(ヨーロッパ風の金属の馬のかぶと)とよく似ている」とその姿を表現しています。
生物としての特徴
イムジンワショウコウウオは、クラゲの中でも特に大型で、体長は最大で2.3メートルにもなるそうです。また、寿命が非常に長く、45年から50年ほど生きると言われています。
さらに、イムジンワショウコウウオは触手の先にあり、螺旋になった巻き貝のようなものがあります。この器官は、「センサー」と呼ばれ、周囲の磁気や電場などの刺激を感知することができるようです。
しかし、イムジンワショウコウウオは人間にとっては危険な存在でもあります。その大きさから、触れるだけでも痛い刺し傷を負うことがあるため、注意が必要です。
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