七つの大罪の由来について

背景

「七つの大罪」とは、キリスト教の教義において、人間にとって最も重大な罪とされる7つの罪を指します。これらの罪の名前や定義は、時代や教派によって多少異なりますが、一般に以下のように説明されます。

七つの大罪

  • 傲慢(ごうまん)- 神や人間よりも自分を上位に置くこと
  • 強欲(ごうよく)- 財産や名声を求めすぎること
  • 嫉妬(しっと)- 他人の幸福や成功をうらやむこと
  • 憤怒(ふんぬ)- 理性的な判断を超えた怒り
  • 色欲(しきよく)- 性的な欲求を行き過ぎること
  • 暴食(ぼうしょく)- 食べ過ぎや飲み過ぎ
  • 怠惰(たいだ)- 怠けることや責任逃れをすること

用語の由来

「七つの大罪」という用語が最初に現れたのは、6世紀にシリアの修道士であるエバギリウス・ポンティクスによるものとされます。彼が記した「七つの大罪と対策」という著作が、中世には広く知られるようになりました。

影響

「七つの大罪」は、キリスト教だけでなく、西洋文化全般に影響を与えています。中世の芸術や文学には、この7つの罪を題材にした作品が多くあります。また、現代のポピュラーカルチャーにおいても、「七つの大罪」というキーワードはしばしば登場します。最近では、日本の漫画「七つの大罪」が大ヒットし、世界的な知名度を得ています。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です