泡立ちのメカニズム
ビールが注がれると、表面に触れる空気で二酸化炭素が発生し、泡が生じます。泡立ちは、ビールの成分による物理的反応が関係しています。
ビールは麦芽やホップ、水、酵母から作られていますが、中でもビールを泡立たせる主成分は、炭酸ガスです。ビールの中の炭酸ガス(二酸化炭素)は何もなければ溶けて見えず、瓶や缶にはかなりの圧力で充填されています。
しかし、ビールが注がれると、圧力が低下し、炭酸ガスが気化します。このとき、ビールに含まれる表面活性剤が泡立ちを助け、泡の形成を促進します。表面活性剤は、コーヒーやソーダの泡をも作り出す成分で、ビールも同じメカニズムで泡立ちます。
泡の種類
ビールの泡には大きく分けて2種類あります。
1つは発酵ガスによって作られる「閉じ込め泡」であり、もう1つは表面活性剤によって作られる「張り付き泡」です。
閉じ込め泡は、発酵中に発生する炭酸ガスがビールの中に閉じ込められた状態で泡立つので、泡がやや大きく、炭酸ガスをゆっくりと放出していきます。
張り付き泡は、注がれたときに表面活性剤が働き、泡ができるため、炭酸ガスは小さく小気味良く泡立ちます。
まとめ
ビールが泡立つ原因は、注がれたときに炭酸ガスが気化し、表面活性剤によって泡が生成されるからです。ビールの泡には閉じ込め泡と張り付き泡があります。ビールを注ぐ際は、グラスを斜めに傾け、出来るだけ泡立てないようにすると、おいしく飲めます。
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