概要
昔のビデオカセットは1倍速で再生されることが一般的でしたが、ビデオ再生用のライブラリアンだけは2倍速で再生することができました。
詳細
ライブラリアンは貸し出し用のビデオテープを仕分けるために使用される機械で、大規模な図書館や映像資料館で使われていました。
当時は高額な機械だったため、一般家庭には普及していませんでしたが、ビデオタスクが盛んだったレンタルビデオ店や企業で広く使用されました。
ライブラリアンは、テープを早送りしながら、テープの表面に印字された情報を読み取り、それをもとにテープを分類することができます。
高速な再生ができるため、貸し出し中のテープが返却された後、すぐにチェックできることや、多くのテープを少ない人数で処理できることが優れているとされました。
現在
現在では、DVDやブルーレイなどの光ディスクが一般的に使用されるようになり、ライブラリアンはほとんど使われなくなりました。しかし、ビデオ資料を扱う図書館や映像資料館では、一部の施設でまだ使用されているようです。
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