日本のお茶は、実は中国から伝わったものだった！

豆知識1：お茶の歴史

お茶は、中国が発祥地とされています。中国では昔から、お茶を薬として利用してきました。また、お茶は仏教の修行のためにも利用されました。伝説によれば、中国の神話上の人物、神農（しんのう）がお茶を発見したとされています。

その後、お茶は日本へも伝わりました。日本にお茶が入ってきたのは、9世紀後半頃とされています。最初は、お茶を薬として利用していたようです。

日本には、自分たちで独自に育てたお茶があるように思われがちですが、実は、日本にお茶が入ってくる以前から、日本では中国のお茶が利用されていました。

中国からのお茶の輸入が始まった後も、日本では中国からの輸入品を利用し続けていました。

日本のお茶といえば、緑茶を思い浮かべる人が多いようですが、実は、日本のお茶には、緑茶以外にも、玄米茶、ほうじ茶、抹茶など、さまざまな種類があります。

また、緑茶と日本茶は、全く別の種類のお茶です。緑茶は、茶葉を蒸してから、揉んで乾燥させることで作られます。一方、日本茶は、茶葉を蒸した後、乾燥させる方法が異なります。日本茶は、香りと味が豊かで、一般的には緑茶よりもやや渋めです。