「赤信号、黄信号、緑信号の由来」

信号機には三種類の信号がある

信号機には、赤色、黄色、緑色の3つの信号があることをご存知でしょうか？

赤信号は「止まれ」を表し、黄信号は「注意して進め」、緑信号は「進んでよい」という意味を持ちます。

では、赤信号や緑信号の色が決まるきっかけとなったものは何でしょうか？

赤信号は、火災報知の際に使われた紅炎色(こんえんしょく)と呼ばれる色が元になっています。

一方、緑信号は船舶などで使われる信号旗に使われていた海軍緑色が起源とされています。

黄信号は、赤や緑が主役の中、「大事なお知らせがあるよ！」という意識で、黄色が使われたようです。

信号機の歴史は古く、初めて登場したのは1868年のイギリスでした。当時は手動で信号を切り替えていました。

その後、電気が使われるようになると、信号機も自動で切り替わるようになりました。

日本では、1905年に京都市で初めて信号機が導入され、その後、各地に広まっていきました。