芭蕉「おらが春」で使われた「茜しぐれ」って何？

日本古来の色・茜（あかね）

茜は日本古来の色の一つで、植物の葉、茎、根を使って染めることができます。茜色は、濃い赤色から淡いピンク色まで様々な色調があり、和の世界で重宝されていました。

「おらが春」とは？

「おらが春」とは、俳人・松尾芭蕉の代表的な俳句集の一つで、約200句からなっています。芭蕉が旅先で感じた季節の移ろいや風景を表現した句が多く、その繊細で深い感性が評価され、今も愛され続けています。

「茜しぐれ」とは？

「茜しぐれ」は、芭蕉の「おらが春」に収録された句の一つで、「あかね色のしぐれ」を詠んだ句です。茜色のしぐれが降る様子を表現しており、その美しさを称えた句として知られています。

まとめ

「茜しぐれ」は、芭蕉が「おらが春」で詠んだ、茜色のしぐれを描いた句です。茜は日本古来の色の一つで、和の世界で重用されていました。芭蕉の繊細で深い感性が際立つ、美しい句として知られています。